薄毛には種類がある!?6タイプの症状と対策方法をまとめてみた
薄毛の症状が出てきている人は日本で約1300万人もいると言われています。4人に1人と考えるとかなり多く感じますよね。
そして現在では、数えきれないほどの薄毛対策方法をたくさんの企業が提供して、どこを選べば良いのかも、誰に相談していいのかも分からない状態です。
ですが、その前に1つ注意したいポイントがあります。それは、薄毛にも種類があるということです。
日本には多くの人が薄毛に悩んでいますが、薄毛の原因は人それぞれで異なります。そして、その種類によって対策方法も変わってくるということです。
というわけで今回は、その中でも大きく6つに分けた薄毛の種類と、それぞれの対処方法をまとめてみました。
薄毛で悩んでいる人はまず自分に当てはまるものを探して、その中で対決方法を明確にしていけば、「もうどうしたらいいのかさえ分からない」というような不安から解消されるでしょう。
それでは紹介していきます。
Contents
AGA(男性型脱毛症)
最近よく聞くようになったAGA。CMなどで「AGAクリニック」がよくやっていますが、このAGAとはAndrogenetic Alopeciaの略です。男性型脱毛症と置き換えると分かりやすいかもしれません。
症状をまとめると、
- 生え際が後退して額が広くなる
- 頭の頂点から髪が薄くなる
- 抜け毛が増える
- 年齢がまだ若いのに薄毛に
- 髪が細くなってしまう
- 髪が切れてしまう
などなど、いわゆる薄毛と言われる男性のほとんどはこのAGAに分類されます。
原因例
AGAになってしまう原因は遺伝や男性ホルモンなど様々な要因があげられています。
さらに外部からの影響がなくとも抜け毛が突然増えてきたり、育毛剤などを使っても効果が現れないことが多くあるために、諦めてしまう人も多くいます。
対策
AGAの対策としては、AGAクリニックに行くことをおすすめします。
今までAGAの改善方法としては育毛剤、育毛シャンプーなどがありましたが、これらで髪が生えることはまずありません。
なぜなら、育毛とはその名の通り、今ある髪に対して栄養を与えていき、太く強い髪に育てていくような効果を促すものなので、すでに無くなってしまった髪を生やすような効果は期待出来ないからです。
また、たくさんの発毛・育毛サロンがあるとは思いますが、それらは独自のオリジナルの方法を扱っているために、「髪が生える」とは謳っていますがなんの根拠もありません。
AGAクリニックは医学的根拠に基づき、サロンスタッフではなく医師がしっかりと診断をして、処方、施術をしてAGA。つまり男性型の脱毛症を治療という形で行っていきます。
半信半疑になるようなメーカーの商品を試すのではないので安心して薄毛対策が出来るので、これからの薄毛対策の常識となっていきそうです。
実際にカウンセリングを見学したレポはこちら→AGAスキンクリニックを見学してきた
外傷性脱毛症
外傷性脱毛症は圧迫したり引っ張ったりと、外から与えられた力で起きます。
原因例
分かりやすく例に出すと、まずは赤ちゃんです。赤ちゃんを寝かせ続けていると、頭を枕で圧迫し続けてしまうためにゼッペキになってしまったり、髪が薄くなってしまったりします。
また、一般的には普段から髪の毛を縛っている人ですね。強く引っ張り続けてしまうと、もちろん毛が抜けていきますし、脱毛症になってしまう原因にあります。
他にも長時間、長期間ヘルメットをかぶったりと、髪の毛を圧迫したり引っ張ったり、外傷を与えることでその部分が脱毛症になります。
対策
対策としては、それらの原因になることを辞めることですが、仕事などでどうしても難しい場合は、休憩や仕事終わりにはすぐに外すことです。
円形脱毛症
脱毛症の種類はいくつもありますが、その中でも症状が特徴的なことから、知っている人も多いと思います。
円形脱毛症はその名の通り、頭に円形に丸く髪の毛が生えなくなってしまう症状です。芸能人や有名人でもたまに見ますよね。
また、一部分ゴッソリと抜けてしまうので髪の毛が短い人は特に目立ってしまうために大きな悩みの原因にもなってしまいます。
原因例
円形脱毛症になってしまう一番の原因にはストレスがあげられます。とてもつらい思いをしたり、日頃のストレスを溜め続けてしまうと不安定になり、体の外側から影響が出てきます。
そのために爪がゆがんだり割れたり、髪の毛が抜けたりという症状が出てきます。
対策
円形脱毛症は原因を解消することにより対策が出来ます。ストレスを溜め込んでしまっている人はまず心のケアから行うのが改善への近道です。
炎症性脱毛症
こちらもその名の通り、皮膚が炎症を起こして脱毛してしまうことをいいます。フケが多くなってきたりかゆみが酷い場合は、この炎症性脱毛症の可能性があります。
原因例
一般的な原因としては、カラー剤やパーマ剤、育毛剤など、頭皮に直接つけた時に症状となってあらわれます。
また、やはり一番多いのがシャンプーですね。合成界面活性剤が入っている物は洗浄力が強いものがほとんどで、頭皮のあぶらを落としすぎてしまう結果頭皮を痛めてしまったり乾燥の原因になってしまい、かゆくなることがあります。
対策
カラーやパーマ後に皮膚が起きる場合はひかえるようにしましょう。難しい場合は、自宅で市販のものを使ってするのではなく美容室で行いましょう。
また、シャンプーを変えてみるのをおすすめしますが、市販のシャンプーのほとんどは合成界面活性剤が入っているので改善は望めません。
ネットで低刺激のシャンプーを選ぶことで改善を見込めると思います。
薬剤性脱毛症
髪の毛のほとんどが抜け落ちてしまう症状です。髪以外にも体全体の毛にまで影響が及ぶこともあります。
原因例
主にがんや白血病などに投与される抗がん剤の副作用が原因になります。
抗がん剤を飲むことで体の悪い細胞を倒すことが出来ますが、同時に体にとって必要な細胞も倒してしまうために、副作用として体中の毛が抜けてしまいます。
対策
抗がん剤の投与をやめることで改善しますが、こちらのメリット・デメリット、抗がん剤の必要性については医師との相談になります。
栄養失調
髪の毛がいつまでも健康でいるには栄養が必要です。そしてその栄養は主に食事からとられるので、栄養失調になってしまうことでも脱毛症になってしまいます。
原因例
病気で食事が取れなくなってしまったりすることでもなりますし、その中でも若い人にも見られるのが過度のダイエットです。
栄養が足りなくなった時に人の体は命に関わる方を優先させるシステムになっています。つまり、心臓や脳などへ優先的に栄養を送っていきます。そのために、一番命に関わりのない髪の毛や爪などには栄養がいかなくなります。
逆をいえば、体に異変があったときに一番に影響されてしまうのが爪、そして髪の毛なんです。
対策
栄養失調を改善するためには規則正しい生活を行うことが必要です。
しっかりと食事を取るのはもちろんバランスのいい食生活を。また、取った栄養をしっかりと髪の毛にも届けるために運動をしたり十分な睡眠を取ることが大切になってきます。
まとめ
以上薄毛の種類のまとめでした。
気になる症状に合わせて対策をしていきましょう。
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