短所を武器に！はげてるけど大成功している芸能人で打線組んだ

「はげ」

この２文字の中には多くの怒りや悲しみや怨念が詰まっており、誰もが恐怖しています。

中にはそんなはげをバカにしたりネタにする人もいるでしょう。しかし、それは本音をごまかすためであり、心の奥深くではいつ自分にも訪れるかと震えもがいています。

そんな人生の終わりを告げる死神のような存在「はげ」

しかしそんなはげの世界にも、そのコンプレックスを武器にして戦っている戦士達が確かにいます。

はげは悪いことでしょうか。

はげたら何をしてもうまくいかなくなるのでしょうか。

はげたら人生終わりなのか。

それは違う！

本当の悪ははげではなく、はげてしまって卑屈になってしまう弱い心だ！

と、いうことで、今回ははげていても決してネガティブにならずに誇りを持っている、また本来欠点のはずであるはげをあえて武器にして成功している芸能人や有名人をまとめて、さらに打順で並べてみました。

これは決してネタにしているわけでもなければ、そこら辺にある単なるまとめ記事ではない。はげているorはげ始めてきたあなたの１つの希望になればと涙ながらに書いた私からの手紙である。

これを見たあなたの毎日が少しでも光り輝くことを祈って・・・。

（ちなみに口調が所々変わるが、紹介しやすい感じで書いているので気になさらないで下さい）

１　西村 雅彦

必ず塁に出る。つまり、俳優界では必ず結果を出すはげといえばこの人。ドラマ古畑任三郎では今泉慎太郎というバカでおちゃめな愛嬌あるはげを演じ、主役にも劣らないキャラクターを作り上げた。

作中では古畑にオデコを叩かれるシーンが多々あり、殺人犯の疑惑をかけられた今泉が古畑に助けられた回のラストシーンでは、涙ながらにお礼を言う今泉に対して何も言わず、ただオデコだけを叩くシーンは感動モノでした。

そんな今泉役が印象深い西村さんだが他の作品ではシリアスな役もしっかりとこなし、おちゃめなオデコ役とは見間違うほど頑固でダンディなおじさんに変身する。

その姿はまるで、はげていても自分の身の振る舞い方で誰からも愛されるキャラにもなれるし、貫禄を付けることも出来ることを、自信の役者人生を通して全国のハゲ達に伝えているように思えてならない。

２　小杉 竜一

一番安定感のあるはげ芸人といえばこの方。バッター小杉。

はげで悩むあなたは、他人から薄毛を指摘された時に上手く返せず、その度に落ち込んだり深く傷つくことがあることでしょう。

しかし、そんな中でどんな現場でいかなる時にはげをふられても鉄板で返す小杉はまさにはげをお笑いの武器にしており、はげ界のアイドルと言われています。

ですが時にはそんな勇者小杉をバカにした目で見ている人もいるかもしれません。はげをネタにして笑われて、そんな人生は負け組だ！おれはそんな小杉みたいになりたくないと批判したい気持ちも分かります。

が、この事実を知って驚愕しました。実はこの小杉、１４歳年下の歯科助手と結婚していたのです。

まさにネガティブなハゲを武器にして、仕事と女の両方を手にしたハゲ界の希望とは小杉で間違いありません。

３　温水 洋一

ハゲている芸能人を語るならこの方を入れなければ失礼にあたるほど大物ハゲ役者の温水さん。

「ハゲをいえば？」というアンケートの上位にくるのが「不潔」という印象です。しかし、温水さんを見た時の印象はどうでしょうか？

1. テレビに出ていると安心する
2. とってもキュートで愛おしい
3. 優しそうなオーラが全開

みなが抱えるはげのネガティブなイメージとは正反対。現在日本にがわずかにハゲに対しての肯定的なイメージがありますが、それを創りだしているのは温水さんのおかげだからということで間違いありません。

ほとんどの人は「薄毛」というだけで悲観的になってしまいますが、いくら髪の毛があっても、コンプレックスがなくても、お金があっても、人は１人では生きていけません。

ハゲであろうとなんだろうと優しい気持ちを忘れない。人を思いやる心を忘れない。本当に大事なことを忘れない。そんな誰からも愛されている温水さんみたいになりたいですね。

４　孫 正義

ハゲ界をひっくり返すほどインパクトのある名言を残したソフトバンクホークス会長の孫正義。

とても有名で誰もが知っているかもしれませんが、ここでも改めていくつかを紹介させて頂く。

髪の毛が後退しているのではない。 私が前進しているのである

こんなにハゲのことをポジティブに捉えられる人は世界を揺るがすほどの会社を作り上げた孫会長だからこそである。この言葉は教科書に載るかもしれない

不毛ではない。まだ少し残っている。 （不毛な値下げ競争が始まったという批判に対して）

最後の１人になるまで戦い続けるという固い意思が伝わってくる。

ハゲは、病気ではなく、男の主張である。（ハゲを改善する努力はされてますか？という問いに対して）

自分に足りないものを見て悲観せずに、それを受け入れる器がこの人にはある。

発売の度にご迷惑かけます。（@hage というアカウントの人が孫会長によく間違われるというコメントに対して）

決して傲慢にならず、自分が関係なくても大人の対応が出来る心の広さが伺える。

昔は在日日本人として差別を受け続けてきた孫正義。しかしそれを乗り越え、国籍で差別される人達の希望になりたいと死ぬ思いをして走り続けてきた結果ここまで大きな世界に轟く会社を作り上げることが出来ました。

はげを隠しもせず、改善しようともせず、周りをも気にせず逆に誇りに思っている姿はカッコよすぎます。

５　トレンディエンジェル斎藤

３０代中盤に関わらず見事な若はげっぷりを全面に出して見事ブレイクした新生「トレンディエンジェル」の斎藤司。まさに本来ネガティブなはずのはげを武器にして成功した稀有な事例と言えよう。

今までにもはげを売りにした芸人は多くいたが、現在では「はげ　お笑い芸人」でググると上位を独占するほどの人気。ハゲをネタにしたハゲ漫才は多くのファンを生む。

またこの斎藤。歌ウマ芸人としても注目されているわけだが、これもまたハゲであることで成功した１つの事例と言えよう。

なぜならば、インターネットが普及した現代では素人でも気軽に自らの特技を披露出来るようになったからだ。つまり、絵がうまい人、そして歌が上手い人はそこら中にいてどこでも見れるようになったわけで、ただ歌が上手いだけでは注目がされなくなった。

それにより、「歌が上手い」ではなく「○◯なのに歌が上手い」というような、付加価値を求められるようになったのだ。（小学生なのに歌が上手い、外国人なのに日本の歌が上手いなど）

正直斎藤の歌唱力は、ネット上で歌っている人達と比べてもここまでピックアップされるようなものではない。しかし、そんな中でも注目されているのは「ハゲなのに」という付加価値を合わせているからに違いがないと推察される。

薄毛で悩むあなたはもしかしたら「はげだから」と何かを諦めてはいないだろうか。本当は得意なこと、好きなこと、やりたいことがあるのにはげを言い訳に諦めてしまってはいないだろうか。

考え方を変えればハゲは付加価値だ。ネガティブな印象があるからこそハードルを下げ自らを過大させてくれる。

斎藤のように、「はげだから」を「はげなのに」に変えてみてみると世界が一変するかもしれない。

６　高橋 克実

トリビアの泉に出ていたのが一番強く印象に残っている高橋克実。昔は髪の毛を伸ばしていて薄毛を隠すような髪型で八嶋智人にいじられていたりしていた。

また、ハゲいじりにはあまりのっからずに、見られないようにしていたが（テレビに出る仕事なのに・・・）しかし、ある日突然坊主でテレビに現れ、その後もキャラが定着して不動の位置を手に入れた。

薄毛の人はハゲだのヅラだのといじられることが常だ。しかし、言っておくがハゲだといじられて喜ぶ人はいない。笑ってはいても自分だってハゲたくてハゲたわけではないと心の中は泣いているのだ。

そんなハゲを自ら晒すことは、思っている以上に過酷なことだ。なのでどうにか隠したりごまかそうと毎日鏡を見ながら格闘していることを、ハゲていない人には知って欲しい。

しかし、ハゲている人に言いたいこともある。ハゲを晒すことは自分の中の大切なものが壊れそうで、人生が大きく変わってしまいそうで、どうしても出来ないことではあるが、いっそ勇気を出してさらけ出してみたときには意外と周りは優しいということ。

そして、人の目ばかりを気にしてしまいがちだが、本当に大切なのは本当の自分を出すこと。自分自身に嘘をつかないこと。そして、欠点を隠さずに愛することがなにより大切なのではないだろうか。

ハゲは誰もが高橋克実だ。いじられてもうまく返せないし、すぐに気にして悲観的になるし、バレないように隠そうとする。しかし、高橋はさらけ出した。その結果は見ての通り人生がとっても楽になった。

勇気を出して一歩を踏み出してみよう。さぁ次は君が高橋になる番だ！怖い時も大丈夫。君は１人じゃない。全国のハゲが君の味方なのだから。。。

ちなみに、高橋克実は髪の手入れをするために、月に２回も行き付けの美容室に行き、ハサミでカットしてもらっている。（へ〜）

７　渡辺 謙

世界のケンワタナベ。

この方をこの中に入れてかなり違和感があると思うかもしれないが、それはきっと「ダサい」とか「老けて見える」みたいなハゲ特有の欠点がまったく気にならないからだろう。

アメリカでは成人男性の約半数が薄毛になると言うが、日本ほどハゲを気にするような人はいない。

その理由としては、まず半数がはげているので少数派ではないこと。人間は、特に日本は少数派だったり人と違う人をいじる習性があるが、周りに多ければそこまで気にならなそうだ。

そしてもう一つ、個人的に思うのは「ハゲが似合うから」。これだと思う。

そしてケン・ワタナベだが、アメリカ人よりの顔立ちをしている。つまり、

1. 彫りが深い
2. 鼻が高い
3. ガタイが良い

このようなアメリカ人のような特徴を持っていると、ハゲていてもカッコいいし、さらに言えば逆にハゲていることでダンディな印象をも与えてしまうという最強ぶり。

しかし「ハゲてもモテるなんて、イケメンを倒す方法はないのか！」という皮肉さえも出てこないほどカッコいいケン・ワタナベは最強だ。

８　綾小路 きみまろ

ハゲ界の中でもかつらを被るという禁断の代物に手を出してしまった愚かな男の１人。しかし、吊るしあげる前に１つ彼のおさらいをしてみよう。

長い落語人生を歩んできたが売れることはなく、やっとブレイクしたのは５０歳を超えてからという遅咲きの人生だった。

しかし、なんと日本中に名を広めたその頃、なんと自らマスメディアにかつらであることをカミングアウトした。

かつらを被るということはどういうことか想像してみよう。ハゲも度をこすと外にも出られないほどの苦しいコンプレックスを抱えることであり、かつらを一度かぶってしまい人に合ってしまうともうかつらを外して会うことが出来なくなってしまう。

また、なにをするにも「もしバレてしまったら・・・」という不安が常に付きまとい、ズレてしまう可能性のある運動などは絶対に出来なくなってしまう。

そんな誰にも知られたくないコンプレックスを日本中にカミングアウトするという勇気は想像も出来ない。

知っての通りの毒舌という芸風。さらに最近売れ始め、まさに「出る杭」であった綾小路きみまろ。それがハゲとしれたら総叩きに合うのではないかと思うが、批判をうけたり人気を落とすどころか民衆はそれを全て受け止め、さらにロングブレイク。絶対無二のポジションを確定させることとなった。

それはまさに毒舌の中に隠された愛情に他ならない。つまり、相手を思いやる愛があれば、自分がハゲていようがいまいが関係がないということ。

そして、一番は卑屈になったり、いつまでも相手にその隠し事を続けているという自分自信の弱い心なのだ。

９　山本 耕史

スタメンに入れるにはまだまだ浅いが、ハゲ界では将来を期待されている次世代を担う新星。

特別イケメンでもなく、そこまでハゲてもいなく、特別取り上げられることもないキャラを維持してきたが、堀北真希との結婚で注目を浴びるようになった。

ネット上でもかなりの嫉妬をうけていたが、実はこの山本。今までの熱愛報道はザッと見てもこれだけいる。

1. 松たか子
2. 牧瀬里穂
3. 上原多香子
4. 佐藤江梨子
5. スザンヌ
6. 中越典子

さらにこれらのほとんどはドラマや映画などの共演者ということで、共演者キラーなる異名で呼ばれるようになる。

ハゲは正直、印象は悪い。お見合いなどで写真を見せられた時にハゲな男が移っていたら、即却下されてしまうかもしれない。

しかし、ハゲが絶対NGという女性は実はそこまでいない。外見外見とはいうが、知り合ってしまえばどうにでもなる。例えば、一緒にいて楽しい、安心する。決してハゲていても人間的魅力を伝えることが出来れば恋愛には発展するのだ。

「そんなことない」と卑屈になる人もいるかもしれないが、例えば男性目線でも、スタイルのいい人がタイプだとしても職場のちょっとふくよかな人を好きになってしまった経験がないだろうか。

そこまでハゲてはいないが、そこまでパッとするわけではない山本がAクラスの女性を次々に落としているのは、内面にも磨きをかけ、女性を楽しませるような努力を惜しまないからに違いないだろう。

代打　江頭２：５０

「１クールのレギュラーより１回の伝説」という名言の通り、無難に長くこなすのではなく、もう二度と出れなくなってもいいくらい１つ１つを全力で生きる彼はまさにピンチヒッター。そして必ず結果を残す代打にはふさわしい１人だ。

そして女性に人気はまったくないが、本人にとってはそんなことはまったく関係なく、１人でも笑ってくれる人がいればいいという誰もが忘れかけている芸人魂を持ち続ける彼をリスペクトする男子は多いはずだ。

そんな江頭だが、「ハゲといえば」という問いに対して彼を思い浮かべる人は少ないのではないだろうか。

確かにハゲてはいるのだが、その他のインパクトが強すぎて、誰もが気にするハゲが特徴から外れてしまっているという、ありえないことが起きているのだ。

逆にいえば、ハゲでいじられる原因はあなたにハゲしか特徴がないからなのだ。

ハゲで気にする君たち。もしかしたらハゲばかりを気にして他の特徴を全てなくしているのかもしれない。臆病で、閉じこもった性格になってしまうことで個性をなくし、結果「ハゲの人」という印象しか残せないのかもしれない。

もしそこから抜け出したいならば、江頭のように人生を思いっきり全力で生きてみよう。周りの目なんか気にせず、格好つけず、誰かのために真っ直ぐ生きてみよう。

誰かに語られる時に、

「はげとかどうでもいい。そんなことよりももっとヤバイ所があるんだよ！」

と言われるような、そんなコンプレックスをかき消すほどの個性を磨いていこう。

まとめ

以上、ハゲを武器にして戦う９人の有名人を紹介してきたが、いかがだっただろうか。

こうしてまとめてみると、いくつかの共通点を見つけることが出来た。

まず、ハゲを武器に、欠点を長所にするためには、

１，ハゲを隠さずにオープンにする

隠そうにも、実際ハゲは隠せない。隠していることを知った周りの人が気を使って言わないだけで、きっとみんな知っている。

ならば全面に押し出して、それを笑いに、ネタに、チャームポイントにしていくことで周りも安心してくれるし、自分自身の心の重荷を降ろして今よりももっと楽になるはずだ。

そしてもう１つ。

２、自信を持つこと

ハゲだから自信を持てないというが、ハゲでも自信を持つことは出来る。

よく考えてみよう。ハゲていることなんて病気でもなければ誰に迷惑をかけることでもない。もちろん日常で困ることもないし、本来なら悩む必要なんてなにもないんだ。

ハゲだからってなにかを諦めるなんてもったいない。周りなんて気にせず、自信を持って自分を磨いていこう。